本日も、今日こそは連日の敗北に終止符を打つべく、勇んで4時過ぎに出発する。
目指すは、わが校への出勤路の途中にある、脇道へと右折する、割と近場のポイントだ。
スマホを忘れたため、本日の写真は台所からであることを、ご容赦頂きたい。
実はこの場所、海士町と西ノ島を繋ぐ橋を作るべく作られた道なのだが、様々な思惑が混ざり、建設が中断されているのである。
そのため、ありがたいことに、だいぶ近くまでコンクリートの舗装された道が用意されている。
前置きはこの辺に、実釣へ入っていこう。
この日も、島後側から入ってくる緩やかな流れと、湾内から払い出していく強烈な流れがぶつかり、磯の先端にいかつい潮目が走る。
バイトの条件は整った、いいコンデションだ。
開始20分ほどたった、薄明るくなってきたタイミング、
水面が割れた。
多少抵抗はするものの、そこまで大きくはない。
キャッチしたのは、60㎝代のヒラゴだ。

その後もキャストを続けるが、釣れるのは赤平(カンパチの子)のみ。
見切りをつけて、先日明らかにやばい奴にブレイクされてしまった、湾を一つ越えた先のポイントへ移動する。
一投目、出そうだなぁと思いながらポポペンを引いていると、水面が盛り上がり、斜め下からそこそこのバイトが出る。
ヒラマサだ。
手前の根が強烈で鋭利な為、擦られると負ける。
ヒットした瞬間から鬼ポンピングをかまし、最後、手前の海藻にまかれるトラブルはあったものの、無事キャッチ。
80㎝程のヒラマサだった。

※写真上のヒラ
夏のヒラマサは、なかなかに強烈な引きをする。
冬の魚の1.5倍ほど手強いような気がしている。
このファイトで、リーダーもだいぶささくれてしまい、
本日は不本意ながら、登校を控えているため、これにて納竿とした。
魚が少ないこの時期は、ヒラマサが重宝されるため、お持ち帰りに。
配達してから登校するため、
ヒラマサ汁を両手にまとい、
まだ朝霧が明けきらない中、チャリを進めるのであった。