昨日、一昨日と北東での拾う釣りをし、
待ちに待った、今日は西北西の時化だ。
本来ならば、登校日であるが、
何せ今はコロナ騒動の真っ最中。
我が校でも、某教師陣の中で集団感染が発生している様子。
そのため、3日連続でサラシ打ちに行くことができたのだ。
これが、西ノ島へ単身移住した最大の強みである。
コロナは確かに不便をもたらし、無いに越したことはないのだが、
磯で過ごす時間の方が長い自分にとっては、得た恩恵の方が大きいのかもしれない。
何事も多方面からとらえることが大切である。
前置きはこのくらいにして、釣行へ移っていこう。
今日向かうのは、赤灘に面し、時化たときには超一級磯と化す、今年の初めに開拓した磯だ。
まずは、チャリでの峠越えから始まる。
勾配はきついが、いつもの移動距離に比べれば割と近い。
コスパのよいポイントだ。
山の上でチャリを走らせながら、西ノ島側の赤灘を望むと、磯際が白くサラシ立っている。
これはもらった。
峠のてっぺんにチャリを置き、崖を下った先には求めてやまない、
完璧なスープがしぶきをあげて待っていた。
まずはミノーから。
一投目、
キンっ と、ヒラスズキ特有の金属的なバイトが出た。
横からの特大のうねりが押し寄せるため、時間をかけると前に出れない方へと流される。
エラ洗いに注意しつつも強引に寄せた。
セットに合わせ、余裕をもってキャッチすることができた。

いきなり、80後半の、立派なランカーヒラスズキである。
この時の自己記録が、86㎝だったので、僅かながら自己記録を更新した。
これは入れ食いになるかと期待するも、バイトは続かない。
普段は、サラシが伸び切ったところでルアーを入れるが、
今日は、どうにもルアーをよく見られている気がする。
次のキャストで、あえて中セットが入った、水面が盛り上がったタイミングで入れてみる。
波は平行に見えても、払い出しや流れ、地形により、高い所と低い所がある。
今回は、高い波にのせてあえてルアーを揉ませ、
ドリフトで、低めの箇所へと送り込んでみた。
これが正解だった。
金属的なバイトから、フッキングと同時にロッドが絞り込まれる。
いい重量感だ。
先程同様に、少々強引に寄せて、ランディングを試みる。
何とか、一段下にずり上げる。
デ、デカい。デカすぎる
先程の魚よりも一回り大きく、何より見たことがないほど太い。
これ、日本記録級では、と緊張が走る。
その時、、、、
特大のうねりが押し寄せ、磯を一掃していく。
引き波に魚が飲まれたその時、
手前の岩にラインが擦れて、ラインブレイク。
安全を優先し、一瞬魚から目を離したのが敗因だろう。
目先の魚ではなく、遠くのセットにも気を配るべきであった。
が、パターンは既につかんでいる。
ノットを組みなおし、めげずにキャストしていく。
また食った。

ランカーには一歩及ばずだが、なかなかにいいサイズである。
よく肥えているので、重さでは十分ランカー級であろう。
また釣れた。

ここで、場を休ませるべく、少し奥へと移動した。
最近マイブームである、ヒラフィードの155を背際に投入していく。
ここでまたもや、、
ビッグバイト
明らかにヒラスズキとは違い、どんどん手前の根の方へと走っていく。
前に出て応戦したいところだが、足場が低く、常に波がさらっている。
一瞬、
セットの間の平らになったタイミングで前に出て、強引に頭の向きを変える。
何とか方向を変え、ぎりぎりラインが擦らない角度を保つことに成功した。
畳みかけるように鬼ポンピングをし、何とかランディングする。
磯に上がったはいいものの、
波が途切れないので、テンションをかけてキープしていると、ポロリ。
反射的に駆け寄って全身で抑え込み、何とか安全地帯まで追いやった。

正体は、ヒラマサ。
サイズこそ90㎝程であるが、かなりの厚みがある個体だった。
加えて、外掛かりで頭が逆を向いていたこともあり、良く引いたのだろう。
美味しそうなので、この魚は持ち帰ることに。
ここでふと気づいたのだが、フロントの針金部分が、プラスチック部に食い込み、スライドしている。
強烈であった。

その後も一通りサラシを打つと、ヒラスズキがヒット。

この日最小の、70㎝弱が釣れた。それにしても、かなりの分厚さである。
口に注目してもらいたい。

なんと、頭から丸呑みしている。
この掛かり方なかなかお目にかかれない。
ドリフトの産物なのだろうか。
その後、数匹追加し、
ジグで70㎝程のヒラゴも数匹釣りあげた。

合間に投げたトップにも、デカそうなバイトがあったがのらず。
この波の高さで手前でかかったらなかなか手強そうだ。
一通り打った後に、マダイも狙ってみることに。
マダイは、ミノーにも反応するが、比較的レンジが低い場合が多い。
最近調子のいい、スライドアサシンを投入してみることに。
このルアーをサラシ打ちで使用する際は、
基本的にテンションはほぼかけない。
ラインスラッグを軽く煽って、頭の向きを少し変える程度のイメージだ。
フォールのアクションが秀逸なので、
儂は今回、少しサミングしながら、ドリフトフォールさせて使った。
やはりバイトが出て、
70cm代の、魚が釣れてくれた。

まだまだやりたいところだが、時化た日は帰りの内航船が欠航する場合がある。
島前で島を渡ってサラシ打ちをする際には、注意が必要だ。
一応町内放送は流れるが、ここは人里離れた磯である。
行きの船で、欠航する可能性があると聞いていたので、大事をとって納竿とした。
今回は、魚の持ち帰り令が出ていたので、美味しそうなのを選んで持ち帰ることに。
総重量、約40㎏。
帰りの崖のぼりが、かつてないほどの地獄と化したのは言うまでもなかろうか。
我ながら、よくできた体である。
家のシンクにて

今日中に下処理を終える必要があるが、これはまだ第一ラウンド。
後続が控えていると思うと、気が遠くなる。
振り返ると、ヒラスズキ、ヒラマサ、マダイ、
と、
隠岐の磯の、ルアーの主なターゲットを全制覇してしまった一日であった。
こんな日があるから、釣りは最高なのだ。
長くなりましたが、ここまで読んでくださった方、
もしいるようでしたら、最後までお付き合いいただきありがとうございました。