この時期の隠岐は非常に寒い。
特に朝練は、温い布団から出るのを、体が全力で拒否してくる。
しかも、昨日までは雪が積もりすぎ、さえの神の途中でスリップして釣り場へとたどり着けなかったほどである。
しかしながら、
昨日の夕マズメ時に、ショアラインにベイトが接岸し、青物がついていることも確認していた。
これは、行かねばならぬ。
何とか布団から這い出て服を着こみ、本日向かう先は、西磯、三度だ。
布団の中での自分との戦いに時間を使いすぎたためか、到着時には、既に夜は明け始めている。
昨日は左側に行ったが、本日の波風は右側に当たっている。
ベイトが流されて磯際にたまっていると予測し、右側へとエントリーした。
まずはトップから投げていくも、反応はない。
昨日も、トップに何発か出たが、ミスバイトばかり。
どうやら、ベイトが小さいようだ。
ジグでも誘ってみるも反応がないので、
ヒラスズキタックルに持ち替える。
どうやら、回遊しているようなので、しばらくミノーを巻き続けて反応を見てみることにした。
これが当たった。
少々ワンドの溜まりになっているポイントの、先端同士を結んだラインを巻いてくると、キャスト先でバイトが出た。
そこそこ引くが根にはいかない。
ヤズだ。
足場が高いので、少し時間はかかったが、無事ランディング。

この時期らしい厚みのある、見た感じはおいしそうな魚だ。
実は、太っている割に、脂は全く入っておらず、
煮つけコースになることをこの時はまだ知らない。
ちなみにだが、このパターンでは、ミノーのシルエットが肝になっている。
数頭目でベイトが針にかかったが、

このサイズである。
8~13㎝ほどまでのキビナゴの群れを、目視でも確認していた。
ベイトが細いが、アピール量は欲しい。表層を意識していて潜らせたくはないが、足場が高い。飛距離も欲しい。
そんな時は、サーフェス147が今の自分の中では最適解である。
絶妙な潜行レンジと、早巻きにも対応し、泳ぎ切る。
隠岐で青物を狙う際には、一つは忍ばせておきたいところだ。
そのご、反応が途切れるものの、鳥っけ、ベイトっ気はあり、回遊次第のような雰囲気である。
休みながらも、キャストを続け、足元まで巻く。
ひたすら繰り返し、飽きが来ていたその時、
ボンっ
水中から出たはずのルアーがなんと!!
丸呑みされた。
完全に、空中まで飛び出して、ヒラマサがバイトしてきたのだ。
足元も足元なので、根に擦らないように応戦すると、楽しませてはくれたが、無事止まる。
いや、止めた笑
潜らせるとまずいので、一気に勝負をかけて、一段下がった磯へとランディングする。
我ながら完璧なファイトだった気がしている。
正体はヒラマサ。

1m弱だったが、ヒラスズキタックルにしては十分満足サイズだ。
足元のサラシを意識していたようだった。
このヒットルアーも先程同様、サーフェス147である。
一息ついた後もキャストを続けるが、反応はない。
そして、そろそろ腹が減ってきた。
朝練でヤズとヒラ一本ずつ確保に成功したので、
まあ頑張った方であろう。
回遊次第で出そうな雰囲気はあるが、朝練はここまでにして、納竿することにした。
腹が減っては戦はできないのである。
回遊はしていたので、もっとヒットする余地はあった気がする。
固定概念にとらわれず、引き出しを増やせるように、精進していこうと思う。