釣行記

【隠岐】愉しくメバリングのはずが、、、

今宵も3月の寒空の下、夜の嗜みへと繰り出す。

 

ルアーでのターゲットが少なくなるこの季節、夜のメバルは他へと通ずる学びも多く、個人的にかなり好きな釣りである。


本日の目的地は、例の沖堤防だ。


このポイントは水深があり、ライトはなく、従って明暗もない。

数年前までは、外海へ向けて常夜灯があり、極上のポイントだったようだが、今はその亡骸のみがたたずんでいる。



シャローと明暗でのメバリングが多い自分にとっては、想像力を働かす、いい練習になる。




数回通う中で、このポイントのナイトメバルは、堤防の際で、

かつ、中層より上を意識している傾向があることは掴んでいる。


なにより、そこまで沈めるとボッカ地獄が待っている笑




もっとも使い慣れた、恒例のワームをお気に入りのジグヘッドに装着し、表層から少しずつ中層までを探っていく。

この際、ジグヘッドの重さで沈む力を利用し、巻く、というよりは、

沈まないようにテンションを保つために巻く、ことを意識している。

早速、中型がヒット。22㎝ほどだ。




その後も、数匹ランガンしながら釣りあげていく。

しかし、なかなかサイズが上がらない。






そこまで沈めてみるも、やはりボッカに喰われてしまう。






水深のある、明暗のない堤防での釣りは、

イメージと現場が嚙み合っておらず、まだまだ修行が必要そうだ。

夜の堤防の名物といえば、フナムシがあげられる。

また、夜は動きが鈍くて、簡単に素手で捕まえることができる。




ということで、早速捕まえてジグヘッドに着け、落としてみることに。



やはり、エサは反応が違う。



先程まで、

うんともすんとも無いポイント、レンジでも、面白いくらいにバイトが出る。



皮肉にも、幾分かサイズもよい気がする笑



やっぱりエサには敵わないかぁ、と思いながら沈めていると、

おそらくボッカが喰いあげてきたが、すぐに外れる。



引き感的に、まだフナムシが残っているようなので、そのままフワフワ沈めてみる。



ここで、ヌッ

と、沈むのが止まり、メバルかなと思って合わせて見ると、動かない。



とにかく、動かないのである。

ロッドが柔らかいので、とりあえず曲がり切るまで巻いてみると、急に走り出す。


ここで、ライトゲームロッドでかけてはいけない、

何かがヒットしたことに気づく。



ライトで照らしてみると、こちらからは何も見えないが、逃げるように走り出し、ドラグが止まらない。




更に、今日に限ってリーダーを結ぶのが面倒くさく、

pe0.4号に、ライトゲーム用の押し込みタイプのスナップじか結び、ジグヘッドはアジング用の細軸半開き仕様である。



もう、完全にライトゲームセッティングだ笑




こんな時はなるようにしかならないので、手首までをフリーにして、できるだけ負荷をかけずにファイトする。



30分、40分と戦っていると、流石に魚も疲れてきたようで、少しずつ巻けるようになってきた。




同行者が親切にも、車までタモを取りに走ってくれている。

儂としては、姿だけでも見てみたい。


粘ること、約一時間。



ついに魚が浮いた。



マダイだ。

乗っ込み前の、よく肥えた魚である。




サイズは約75㎝。

重さは、ボガ計測で10ポンドちょいである。

運よく、唇の丈夫な薄皮一枚にかかっていたことが、今回の勝因だろうか。




それにしても、良くラインもフックも持ちこたえたことだ。

スナップは、少し傾けばジグヘッドが落ちそうなくらい開いていた。



テンションを少しでも抜いていれば、確実に抜けていたと思う。


これに関しては、少し成長できたのではと思うことに。






以前、同システムでデカいのが喰った時は、手首を固定し、竿の曲がりとドラグでいなしていたが、あっけなく針が伸びていた経験がある。

ライトゲーム、特に、細軸でかけた場合は、手首までを竿にして、上下するようにするのが、今のところの最適解である。





本日は、このファイトで手首に来ていたので、これにて儂は納竿とした。





稀に起こる交通事故、これも釣りの魅力であり、

釣り場へと足を運び続けなければ得られない、至高の瞬間である。

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